G大阪、奪って速攻で4得点 連勝に鈴木徳真の感覚は「こういう戦い方をひとつ得た」

明治安田J1第14節第1日(3日、G大阪4-0湘南、パナスタ)G大阪は前半で大差をつけ、およそ2カ月ぶりの連勝を飾った。

前半2分にFWヒュメットがペナルティーエリアの手前から左足ミドルシュートをゴール左隅に決めて先制。ストライカーのスーパーゴールに続き、13分と29分には中盤でボールを奪ったところから速攻に出て、最後はDF岸本がネットを揺らした。中盤で先発フル出場したMF鈴木徳真は「ちゃんと守備をして、ちゃんと奪ったところから攻撃する形が今のチームになっている」と語った。

この試合で鈴木は2試合続けてMF満田とボランチコンビを組み、連動した守備のスライドで湘南の攻撃をせき止めた。出場選手でただひとり12キロ超えの走行距離を記録し「自分としてもやることがはっきりしてきた。体も動いてきている」と手応えを口にした。

快勝で2連勝を飾ったが、試合運びについては「FWの個で取った試合だった。勝ち切れたからこそ、こういう戦い方をひとつ得たなと思っています」と話し、あくまでチームが取れる選択肢が増えた一戦だという感覚を明かした。「ボールを回して押し込んで、相手を疲れさせて2点、3点取る形ができると『この戦い方を基準に』という話もできる。まだ今日はそこはできていなかったので、こういう戦い方もあるという、ひとつのオプションになったかな」と振り返った。

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