G大阪・ヒュメットが〝激レア〟左足で豪快ミドル ブルース・リーの教え超える一撃?

明治安田J1第14節第1日(3日、G大阪4-0湘南、パナスタ)G大阪は前半で4点を奪い、およそ2カ月ぶりの連勝を飾った。最前線で出場したFWヒュメットが最初に湘南ゴールをこじ開けた。

前半わずか2分。ヒュメットが爆発力を見せつけた。スペースを得て中央をぐんぐん突き進み、左足一閃でシュートをゴール左隅に突き刺した。「前にスペースがあって運んだ時点で、DFが右足をケアしている風に感じた。左が空いていたので、感覚で、運んだ時点で選んだのが左足だった」と語った。

ペナルティーエリア手前からねじ込む2試合連続ゴールに、チームメートも驚きを隠さなかった。FW宇佐美は「今後出ることはないんじゃないですか。それくらい見たことがない」と冗談を交えて驚きを表現。「それが出る選手。パトリックもそうですけど、練習で見たことないものが試合で出るストライカーってまれにいますし。パトよりはうまいですけど」と、かつてガンバで名コンビを組んだブラジル人FWも引き合いにたたえた。

ヒュメット自身も「右を重点的に練習している。前にブルース・リーがよく言っていたんですけど、『1万回キックを練習した人間のほうが脅威になりうる』と」と世界的スターから受けたインスピレーションも交えてこのゴールの〝希少性〟を伝えた。前節の初得点に続いて大事な先制点を奪い、波に乗るストライカーは「パフォーマンスを維持しながらこれからも続けていきたい」とさらなる活躍を誓った。

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