宇佐美とヒュメットのゴールでG大阪がホームで首位・京都を破る|Jリーグ
【国内サッカー ニュース】29日、明治安田J1リーグ第13節が開催され、パナソニックスタジアム吹田では、ガンバ大阪と京都サンガが対戦した。
●【動画】試合ハイライト|ガンバ大阪vs京都サンガ|青黒がホームで首位狩り
パナソニックスタジアム吹田にガンバ大阪が、首位に立つ京都サンガを迎えた。
ホームで連敗は許されないG大阪が、鮮やかなカウンターから華麗に先制点を奪うことに成功する。10分、自陣でボールを拾った山下諒也が右サイドで待つデニス・ヒュメットにボールを預ける。フリーで持ったデニス・ヒュメットは冷静にゴール前の状況を見極めながらピンポイントのクロスを送ると、これに合わせたのは宇佐美貴史。右足のインサイドで合わせ流し込んだ。
さらにG大阪はデニス・ヒュメットが惜しいシュートを放つなど、追加点を果敢に狙いにいくと、27分にはそのデニス・ヒュメットがゴールネットを揺らす。またしてもカウンターから、今度は左サイドに流れた23番がエリア内にボールを運び、相手の意表を突くタイミングで右足を振る。GKも届かない絶妙なコースに決め、Jリーグ初ゴールを記録した。
まさかの2点のビハインドとなった京都も人数をかけた攻撃から、ゴールに前に飛び出した米本拓司がクロスに巧みに合わせ33分に1点を返し、前半を折り返した。
後半は同点を目指す京都がより前に出るが、なかなか決定機は作れず。73分にラファエル・エリアスがクロス気味に狙ったボールが枠を捉えるも、ここはG大阪のGK一森純のファインセーブにあうなど、2点目が遠かった。
終盤はパワープレーからゴールに迫り、CKではGK太田岳志もゴール前に上がるなど執念を見せるも最後まで実らずにタイムアップ。ホームのG大阪が3試合ぶりの勝利を挙げた一方、3試合ぶりの敗戦となった京都は首位の座も明け渡してしまった。



