京都が首位陥落…ヒュメットの1ゴール1アシストでG大阪が逃げ切り成功！
2025明治安田J1リーグ第13節が29日に行われ、ガンバ大阪と京都サンガF.C.が対戦した。
勝ちきれない試合が多く下位に沈むG大阪が、首位に立つ京都を『パナソニックスタジアム吹田』に迎えての関西対決。試合の均衡が破れたのは10分、G大阪が先制に成功する。京都のプレスをいなしてカウンターを展開。右サイドを疾走したデニス・ヒュメットが深い位置まで運んで低く速いクロスを送ると、ゴール前の宇佐美貴史が難しいボールに右足インサイドで合わせて押し込んだ。
G大阪は27分にリードを広げる。ヒュメットが宇佐美とのパス交換で左サイドを突破。そのままペナルティエリア左に侵入すると、丁寧にゴール右下へ流し込み、今年3月の加入後初ゴールを記録した。
33分、京都が1点を返す。狭いスペースでパスを繋いでG大阪の守備陣をかき乱し、最後はペナルティエリア右からの須貝英大の折り返しに米本拓司が巧みに合わせて流し込んだ。
後半は京都が攻勢を強めたものの、しぶとく守るG大阪の守備を崩しきれなかった。逃げ切ったG大阪は3試合ぶり白星。京都は3試合ぶり黒星となり、京都は今節勝利した鹿島アントラーズに首位の座を明け渡した。
次節は5月3日に行われ、G大阪はホームで湘南ベルマーレと、京都はホームでセレッソ大阪と対戦する。
【スコア】
ガンバ大阪 2－1 京都サンガF.C.
【得点者】
1－0 10分 宇佐美貴史（G大阪）
2－0 27分 デニス・ヒュメット（G大阪）
2－1 33分 米本拓司（京都）
