【G大阪】宇佐美貴史、25日FC東京戦でJ1アウェー通算800ゴール決めるぞ
J1のG大阪は23日、大阪・吹田市内のグラウンドで約1時間練習を行った。25日にFC東京戦(国立)を控えるチームは、J1アウェー通算800ゴールまであと1。戦列復帰が見えたFW宇佐美貴史(32)がメモリアル弾でチームを勝利に導く。
負傷で公式戦を3戦連続でベンチを外れた宇佐美は、22日から全体合流。「まだ入ってすぐですし」と慎重な姿勢は崩さないが、大黒柱が戻ってくればチームが活気づくことは間違いない。
国立には拭い去りたい思い出もある。昨年11月23日の天皇杯決勝・神戸戦で敗戦(0●1)。主将の宇佐美も、2日前の練習で右太もも裏肉離れを起こして離脱するなど、クラブ通算10冠目のタイトルを目前で逃し、涙した。それ以来となる聖地での一戦に「相手とシチュエーションが違うので別。特別な思いはない」と言い切ったものの、闘志を胸に秘めている。
チームは4勝2分け5敗で12位。降格圏の18位に沈むFC東京については「個の力がある選手が多いので乗らせるとややこしい。いつ勝ちだす流れになってもおかしくない」と警戒。ゴールへの意欲に「そうですね」と、チーム歴代最多のリーグ戦通算101得点を誇るガンバのエースは短く答えた。今度は思う存分暴れる。(森口 登生)



