G大阪、天皇杯以来の国立での一戦へ ダニエル・ポヤトス監督「決勝のことも思い出しながら」

J1のG大阪は23日、大阪・吹田市内のグラウンドで約1時間練習した。25日の第12節・FC東京戦(国立)へ向けてダニエル・ポヤトス監督は「本当に今いる選手をしっかりと把握して、ハイプレスも使い分けていかないといけない」と勝ち点3に向けて万全の準備を施す。

昨季11月23日の天皇杯決勝・神戸戦(0●1)以来となる国立での試合だ。クラブ通算10冠目のタイトルまであと一歩だった試合に「当時は負けた時には本当、悲しみでいっぱいだった」と当時の思いを口にした。ボランチとして抜群のプレーを見せているMFネタラビは「去年手術したところがすこし違和感があったので、リスクを背負わせたくないなと。もう少し治りを見て」とベンチを外れた横浜FC戦に続き、この試合も起用には慎重な姿勢がうかがえる。それでも、リーグ戦2試合に負傷欠場していたFW宇佐美貴史は22日から全体練習に復帰。指揮官も「いい状態でしっかりと練習をやれている。今からは彼自身の流れ、本調子を取り戻していってほしいというところ」と大黒柱の爆発に期待を寄せた。

現在はリーグ12位。聖地の思い出を塗り替える一勝を上昇への起爆剤にすべく「決勝のことも思い出しながら。勝つということは難しくて、簡単じゃないと分かっているがしっかりと戦いたいなと思う」と主将は言葉に力を込めた。

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