名古屋グランパス2連敗、降格圏の暫定19位のまま 今季アウェーは1分け5敗の未勝利

◇12日 J1リーグ第10節 G大阪2―0名古屋(パナソニックスタジアム吹田)

19位の名古屋は14位のG大阪にアウェーで敗れて2連敗、J2降格圏の暫定19位のままとなった。アウェー戦は今季6試合で1分け5敗で未勝利。

◆名古屋グランパス、アウェーで圧倒され連敗… 第10節・G大阪戦【写真8枚】

名古屋は防戦一方の前半となった。シュートは1本のみ。前半42分に速攻からFW浅野雄也がドリブルで持ち込み、左足で放ったが枠外に飛んだ。一方、G大阪のシューは7本。最大のピンチは前半44分に訪れ、3本連続でシュートを止めた。

GKシュミット・ダニエルがG大阪のFW山下諒也との1対1でシュート弾く。直後にはDF野上結貴はヘディングで、続けてゴールを襲った低弾道弾はDF野上結貴が体を張ってブロックした。G大阪に67%と圧倒的にボールを支配される中、九死に一生を得た。

前半は何とか無失点でしのいだが、後半18分に守備網がついに決壊した。G大阪のFWイッサム・ジェバリがスルーパスに抜け出し、DF三国ケネディエブス、野上の連続スライディングをあざ笑うかのようにかわし、冷静に右足でネットを揺らした。

失点後には、FWキャスパー・ユンカー、MF菊地泰智を投入するも、逆にカウンターを浴びて後半31分に2失点目を喫した。G大阪に試合をコントロールされて力負け。2連勝後、2連敗となった。

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