「1970年大阪万博に行った」長谷川監督が明かす意外な縁 「幼少期に大阪・茨木に住んでいて」 13日に開幕する大阪関西万博にも関心・興味あり

名古屋グランパスは12日、アウェーでG大阪戦に臨む。2勝2分け5敗でJ2降格圏の19位に沈むチームには湘南戦に続く連敗は許されない。チームは11日、愛知県豊田市のトヨタスポーツセンターで最終調整した。

G大阪戦を前に名古屋の長谷川健太監督(59)が過去に思いを巡らせた。それはG大阪を率いてJ1とナビスコ杯(ルヴァン杯)、天皇杯の「国内主要3冠」を手にした2014年の栄光の追憶ではなく、サッカーを始める前の幼き日々だった。

「1970年の大阪万博の時に大阪の茨木市に住んでいて、遠い記憶を思い起こすと万博に行った記憶がある」

静岡県清水市(現静岡市)に生まれたが、2歳から5歳ぐらいまでの幼少期は大阪で過ごしたという。そんなこともあって、13日から大阪で55年ぶりに開催される「大阪・関西万博」には「興味と関心は非常にあります」ときっぱり。

G大阪のホーム「パナソニックスタジアム吹田」の最寄り駅は大阪モノレール「万博記念公園駅」。スタジアム近くには70年大阪万博のシンボル「太陽の塔」もそびえる。ただ、今の指揮官に郷愁に浸る暇はない。「ここから上位と下位が離れてくる。ここで踏ん張れるかどうかがポイント」。首位から最下位までが勝ち点10差にひしめく混戦のJ1で、これ以上後れを取る訳にはいかない。

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