G大阪、ダニエル・ポヤトス監督が町田戦で行った新システム「4―4―2」に言及「すごくポジティブ」
J1のG大阪が4日、大阪・吹田市内のグラウンドで非公開練習を行った。ダニエル・ポヤトス監督は6日の第9節・柏戦(三協F柏)に向けて取材に応じた。
2日、前節の町田戦(パナスタ)では従来の「4―2―3―1」のシステムから、新加入のFWデニスヒュメットと好調のFWイッサムジェバリを2トップに据えた「4―2―2」に変更した。前半43分に相手のFW相馬勇紀にFKを決められて0―1で敗れたものの、ポヤトス監督は「すごくポジティブに思っている。もちろん少しの時間しか準備期間がなく難しいところもあったが、しっかりと選手たちは町田戦を支配してくれた。結果は残念だったが、選手たちはリアクションを示してくれた」と手応えを話した。自身は戦術に対して柔軟な考えを持っており「今どのような選手がいるのか、相手の状況とどういうダメージを与えられるのかなどを含めて一番いい状況の戦い方を選んでいく。だから一昨日の戦い方が(また)あるかと言えば『イエス』ですし、他の相手にまた違うシステムで戦うことが出てくるというのも『イエス』」と、対応力に信頼を置く選手とともに「可変的」な戦い方を繰り出していく姿勢だ。
リーグ3試合ぶりの勝利へ向けて戦う柏には「湘南に似た形かなと思う。ポゼッションをしっかり持つことをしてくると思うが、逆に自分たちも勇敢にボールを握っていくことが大事」と警戒した。