首位と3差のJ1町田・黒田監督「今ここが正念場。上にしがみついていきたい」 次節・G大阪戦に意気込み

J1町田の黒田剛監督(54)が31日、町田市内での非公開練習後に取材に応じ、次節G大阪戦(4月2日・パナソニックスタジアム吹田)に向けて意気込みを語った。

第7節を終えて2位につける町田。首位鹿島と3差だが、11位のG大阪とも3差で、いわゆる団子状態の混戦だ。抜け出せるか、上位と離されていくか。黒田監督は「今ここが正念場。上にしがみついていきたい」と気合を入れる。

前節の福岡戦はGK谷の不運も絡んだ“空振りキックミス”のOGで勝ち越しを許したが、途中出場組が奮起して同点に追いつき勝ち点1をもぎ取った。「勝ち点1をあの状況でも持って帰ってこられたことはすごくポジティブだと思う。ここで自分たちでもう1回学び直して、力を発揮して、ガンバ戦に向かっていくことが重要。しっかり切り替えて、次の一戦に100%力を注いでいければ」と語った。GK谷は「すごい仲間に助けられたと思う」と感謝。「今シーズンしっかりと今後自分がそういうプレーを見せていければ」と切り替えている。

昨季町田に続いて失点数が少なかったG大阪は、今季ここまでリーグで下から2番目の13失点と苦しんでいる。前節・新潟戦でも3失点を喫しているが「そこはもう相当締めてくると思う。簡単にはいかない」と黒田監督。「得点力のあるチームなので、そこも警戒をしなきゃならない。いかに相手意図する攻撃を防ぎ、相手のディフェンスで修復しきってないところをつけるか」と攻守のポイントを挙げた。

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