G大阪は高知にヒヤヒヤ“リベンジ”今季初弾のFW宇佐美「内容良くなかったけど次に進めて良かった」

◇ルヴァン杯1stラウンド1回戦 G大阪2―1高知(2025年3月20日 高知県立春野総合運動公園陸上競技場)

G大阪がヒヤヒヤ“リベンジ”を果たした。23年の天皇杯2回戦で内容的にも完敗したJ3高知(当時JFL)に2―1で勝利。今季公式戦初得点となる先制点を決めたFW宇佐美貴史は「勝つことが全てだった。内容は良くなかったけど、次に進めて良かった。自分が取るというところは意識していた」と安堵の表情を浮かべた。

ダニエル・ポヤトス監督が「高知に負けた時の気持ちは今でも忘れていない。今までで一番厳しい、タフな一日だった。勝つためのメンバーをしっかり選ぶ」と口にしていたように、宇佐美だけでなくDF中谷進之介やDF半田陸ら多くの主力を起用。新戦力のFWデニス・ヒュメットも加入後初スタメンで、守護神には昨年6月の天皇杯J3福島戦以来となる東口順昭を抜擢した。

ヒュメットのシュートのこぼれ球をFW唐山翔自が詰めて追加点を奪うなど、前半だけで2点をリードした。優勢に進めたが、前回対戦時も得点を決められたFW小林心に1点差を返されると防戦一方。全員で体を張って何とか凌ぎ切り、2年前と同じ轍(てつ)を踏むことは回避した。

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