J1ガンバ大阪が3月8日、ユールゴーデン（スウェーデン1部）からFWデニス・ヒュメットを完全移籍で獲得したことを発表した。その直後に公開された空港到着直後の“日本語あいさつ”に反響が寄せられた。

■【動画】「もう日本語まで!」「想像以上に爽やか」「ポケットに手っこんで話すあたり絶対ストライカー!」の声! G大阪待望の新エース候補FWヒュメットの“空港到着動画”■

　現在28歳のヒュメットは、世代別のトルコ代表経験を持つ身長189cmの大型FW。昨季はスウェーデン1部リーグで30試合に出場して14得点3アシストをマークし、今季はヨーロッパ・カンファレンスリーグ（ECL）を含めて公式戦13試合で7得点2アシストと脂が乗っている。昨季10得点を挙げたFW坂本一彩が、今季のチーム始動後に移籍したG大阪にとって、最も欲していた“背番号9タイプ”のストライカーだ。

　1月下旬から国内外の各メディアによって移籍報道が取り沙汰された中、正式発表まで長く時間を要したが、この日の発表直後に早速、空港に到着したばかりのヒュメットのあいさつ動画が公開された。

　黒のダウンジャケット姿で空港ゲートから出てきたヒュメットは、クラブの小野優通訳とガッチリと握手した後に笑顔でハグ。そしてカメラの前で「ガンバ大阪のファン・サポーターの皆さんこんにちは!ここに来ることができて嬉しい。新しい冒険を楽しみにしています」「勝利のためにゴールを量産したいです!」などと抱負を述べると、さらに覚えたばかりの日本語で「アリガトウ!ガンバリマス!」とガッツポーズを披露している。

■「スタジアム挨拶の時はヒゲ無かったなぁ」

　このG大阪のサポーター待望の新エース候補ヒュメットの空港到着動画に対して、SNS上には次のようなコメントが寄せられた。

「もう日本語まで!ガンバりましょう!!」

「想像以上に爽やかな方ですね」

「ポケットに手っこんで話すあたり絶対ストライカー!!大期待!!」

「スタジアム挨拶の時はヒゲ無かったなぁ。身だしなみは大事!w」

「もう好き　頼むで」

　長旅を経て来日したヒュメットは、そのままG大阪の本拠地パナソニックスタジアム吹田に移動し、この日のJ1リーグ第5節・清水エスパルス戦の試合前にピッチに登場した。そしてヒゲを剃り、背番号23の青黒ユニフォームに袖を通してサポーターの前で挨拶したすると、ゴール裏からは「ヒュメット!オレ!」のコール。その後に行われた試合にも怪我人続出の中で1−0勝利を収め、G大阪サポーターにとって多くの収穫のあった大満足の1日となった。

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