山下諒也の今季初ゴールでG大阪が連勝を飾る|Jリーグ
【国内サッカー ニュース】明治安田J1リーグは3月8日に第5節が開催。パナソニックスタジアム吹田では、ガンバ大阪と清水エスパルスが対戦した。
●【動画】試合ハイライトはこちら|ガンバ大阪×清水エスパルス |2試合連続のウノゼロでG大阪が今季3勝目
開幕4試合を終えて、2勝2敗のガンバ大阪と昇格組ながら2勝2分けとここまで無敗を貫く清水エスパルスがパナソニックスタジアム吹田で激突した。
試合開始5分、G大阪がチャンスを作る。左CKから、そのこぼれ球を山下諒也が左足でシュート。シュートはGK正面を突いたが、このボールを沖悠哉がファンブルする。しかし、ポストに当たり沖がそのままキャッチ。先制点とはならなかった。10分にはホームデビュー、そして初先発となった満田誠が強烈なミドルシュートを打つも、ここもGK沖悠哉のセーブにあった。
反対に23分には、清水にシュートチャンスが訪れる。北爪健吾のクロスのセカンドボールに反応したマテウス・ブエノが左足で狙う。しかし、アウト回転のかかったシュートはゴールマウスを捉えることはできなかった。
その中、36分にG大阪が先制点を奪う。右SBの半田陸が高い位置を取り、サポートに来たネタ・ラヴィにパス。ネタ・ラヴィからエリア内で引き出した山下諒也が、利き足とは逆の左足で放ったシュートが絶妙なコースに飛びゴールポストに当たり決まると、スタジアムは大きな歓喜に包まれた。
後半は、1点を追い掛ける清水が攻撃に出る時間を増やしていく。54分には右サイドの崩しから最後はボランチの宇野禅斗がシュート。厚みのある攻撃を展開していき、その2分後には敵陣で奪い返したところからゴールに迫り、中原輝がシュートを打つも、利き足ではない右足のシュートは威力がなくGK一森純にキャッチされた。
耐える時間が長かったG大阪に追加点のチャンスが訪れたのは75分、右サイドを攻略し、途中出場の唐山翔自の折り返しに倉田秋が合わせる。これはDFに当たりポストに直撃し、そのこぼれ球に対してはイッサム・ジェバリが詰めるも、無人のゴールには流し込めなかった。
それでも、失点をしなかったG大阪がそのまま逃げ切り2試合連続のウノゼロを達成。今季初の2連勝で勝ち越しに成功した。