G大阪、アウェー岡山戦で今季初の完封負け FW宇佐美貴史は開幕3戦連続ゴールなし 

◆明治安田J1リーグ▽第3節 岡山2―0G大阪(26日・JFE晴れの国スタジアム)

10試合が行われ、湘南がホームで浦和に2―1で競り勝ち、クラブ初の開幕3連勝を果たして首位に立った。G大阪はアウェーで岡山に0―2と今季初の完封負け。J1初参戦の岡山は2勝目を挙げ、第1節に続いてホーム2連勝となった。リーグ3連覇を狙う神戸は京都と1―1で開幕3戦連続で引き分け、初白星が遠い。C大阪も含め、関西4クラブは全て10位以下と苦戦している。

G大阪イレブンは、サポーターからのブーイングの嵐をただ受け止めるしかなかった。今季3戦目で初の完封負け。ダニエル・ポヤトス監督(46)は「スタートから、いい展開をつくり出せなかった」と肩を落とした。

ゴールが遠かった。主将の元日本代表FW宇佐美は、開幕3戦連発だった昨季がうそのように、3季ぶり開幕3戦連続ゴールなし。守備陣も、昨季加入してベストイレブンの同DF中谷進之介(28)が前節・福岡戦(22日・パナスタ)でけがを負い、加入後初のベンチ外に。総失点35と昨季リーグ2位の少なさだった守備は前半から攻め込まれ、岡山に押し切られた。

指揮官は「(攻撃で)いいビルドアップができなかった。(守備は)今いるセンターバックたちで改善していく必要がある」と成長を促した。昨季リーグ4位、天皇杯準Vのクラブへの期待は大きい。待望のタイトル10冠目へ、戦いは始まったばかりだ。(森口 登生)

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