J1G大阪が初白星 倉田秋10年ぶり2発!36歳ベテランが導いた 開幕セレッソ戦5失点大敗ショック払拭
明治安田J1第2節第1日(22日、パナスタほか)「明治安田J1リーグ」は9試合が行われ、G大阪は福岡を2-1で退け、今季初勝利を挙げた。MF倉田秋(36)が2015年以来、10年ぶりの1試合2ゴールと躍動した。C大阪は湘南に1―2で競り負けて初黒星。3連覇を目指す神戸は名古屋と2―2で、開幕節に続いて引き分けた。3季ぶりJ1復帰の清水は新潟に2―0で快勝して開幕2連勝を飾った。
C大阪との大阪ダービーで2―5で大敗した開幕戦から約1週間。2万2614人が詰めかけた本拠地でガンバサポーターを歓喜させたのは、G大阪を支えてきたベテランだ。MF倉田がJ1では10年ぶりの1試合2発で今季初勝利に導いた。
「信じてゴール前に入ったことでゴールが生まれた。1点だけでなく、2点目を狙っていたのでよかった。自分が決めて勝つのが一番気持ちいい」
今季初先発で歓声を一身に浴びた。まずは前半22分。左サイドからのクロスがこぼれると、頭から飛び込んだ。後半13分には相手のクリアに反応し、クリアをペナルティーエリア左で右足を一閃。「完璧なところに止められた。あとは自信持って振り抜きました」。ゴール右上に突き刺し、2015年10月25日の仙台戦(ユアスタ)以来となる1試合2ゴールだ。
昨季、J1通算400試合出場を達成した36歳。13年のJ2降格時には副主将を務め、J1復帰後の翌14年には国内主要タイトル3冠に貢献するなど、酸いも甘いも知る存在だ。ポヤトス監督は「展開を読む、試合を読む、いろんなところで違いを見せてくれる。ガンバの魂だ。倉田秋がガンバだ。グラウンドに出た瞬間からそれを示せる選手」と全幅の信頼を寄せる。
この日は「ホームタウン応援デー」で、北摂、北河内地域の小中高生が無料で観戦。昨年3月にサッカースクール「Football Academy Dieci」を開校した倉田は「いい宣伝になりましたね。アカデミーやっていて、僕が教えるので」と笑った。
クラブ内外で存在感を発揮する背番号「10」。強いガンバの姿を取り戻すべく、まだまだピッチを走り回る。(西垣戸理大)