G大阪 36歳ベテラン倉田秋が9年4か月ぶり2発で今季初勝利「自分が決めて勝つのが一番気持ちいい」

◆明治安田 J1リーグ▽第2節 G大阪2―1福岡(22日・パナソニックスタジアム吹田)

G大阪は福岡を2―1で破り、ホームで今季初白星を飾った。元日本代表MF倉田秋(36)が、2015年10月25日のJ1リーグ仙台戦(ユアスタ)以来となる1試合2得点を決めた。

さすがの仕事ぶりだった。G大阪のMF倉田は前半22分、左からのクロスのこぼれ球をダイビングヘッドで押し込んで先制。後半13分にはペナルティーエリア内の左から、右足でゴール右隅へ鮮やかに決めた。「やっぱり、自分が決めて勝つのが一番、気持ちいい」。公式戦では9年4か月ぶりの2ゴールを誇った。

本拠地で迎えた開幕戦は、C大阪に大阪ダービー過去最多の5失点で敗れた。原因は前線からプレスに行ったFWと中盤、最終ラインの「間延び」にあると分析。副主将のDF中谷らを中心に「前から深追いはしないように」と修正。この日はコンパクトな陣形で90分を戦い抜いた。

前節の後、14年度の国内3冠などに貢献した倉田は「僕はいろいろな経験をしてきている。手遅れになる前に、みんなが気づかなければいけないと思った」と、チームメートに厳しい言葉を投げかけたという。自ら勝利に導いたプロ19年目にダニエル・ポヤトス監督(46)は「ガンバの魂であり、心」と最敬礼した。

今季初勝利をつかんだものの、中谷が「結果だけ。勝つべくして勝ってはない」と表情を引き締めたように、多くの選手が物足りなさを感じていた。昨季J1リーグ4位、天皇杯準Vを経験したからこそ、今季は求めるものが高い。見据えるクラブ通算10冠へ、歩みを止めることはない。(森口 登生)

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