G大阪 屈辱にまみれた大阪ダービー…開幕戦5失点はクラブワーストに並ぶ
◇明治安田J1リーグ第1節 G大阪2―5C大阪(2025年2月14日 パナスタ)
G大阪は屈辱にまみれた25年シーズン開幕となった。リーグ開幕戦での5失点は94年の千葉戦以来クラブワーストタイ。対C大阪戦も最多失点記録になった。試合終了時にはサポーターからの罵声や怒号が響いた。
「守備のインテンシティーでやられた。そこが結果に響いた」とは就任3年目でワースト失点となったポヤトス監督。セカンドボールは拾えない、球際では負ける、前線からのプレスもはまらない。最後は集中力も切れた。DF中谷が「昨年できていたことができなくなっているし、沖縄キャンプ中の課題がそのまま出た。安い失点ばかり」と口にしたように昨季リーグ2位の堅守を誇った姿は見る影もなかった。
18歳で開幕スタメンを飾ったMF名和田は時間の経過とともにスペースでパスを受ける回数が増え、シュート数は両チーム最多の4本を放った。光明でもあるが、それ以上にチームとして受けたダメージは大きい。10年ぶりのタイトルが目標だが、早くも抜本的な見直しを迫られている。 (飯間 健)
≪WEST.小瀧は「メチャ興奮」G大阪FW林と小学生時代に同僚≫
○…大阪ダービーにアイドルグループ「WEST.」の小瀧望(28)がスペシャルゲストとして登場した。大阪出身の小瀧は、小学6年までG大阪FW林大地(27)と同じサッカークラブに所属。昨夏、小瀧が音楽フェスで林との2ショットをSNSで公開すると、ファンから小瀧の来場を望む声があがり、今回の出演に至った。林はケガでベンチ入りしなかったが、小瀧は試合を観戦。「メチャ興奮しました」と喜びながら「ピッチに立ったのでボールを蹴りたかった」と残念がっていた。