J1・G大阪、守備網崩壊し開幕戦5失点 高卒新人MF名和田「まだまだ力不足」
明治安田J1第1節第1日(14日、G大阪2-5C大阪、パナスタ)J1・G大阪は相手の猛攻を止められず5失点の大敗。高卒ルーキーとしてはチーム7年ぶりに開幕スタメン出場を果たしたMF名和田が悔しがった。
「チャンスが来たと思ったし、モノにできるかがこれからにつながると感じていた。悔しい結果になったので、まだまだ力不足です」
神村学園高から新加入した大器はトップ下に入り、0―1の前半19分にはパスに合わせて右足でシュートを放つも枠外へ。続く20分にミドルシュートを放ったがGKの正面に飛んだ。起用に応えようと奮闘するもネットを揺らせず、後半20分でピッチを後にした。
チームは昨季38試合で35失点だった守備が崩れた。中央から左右に動くMF北野をつかまえられず、パスから侵入を許してリズムを渡した。屈辱的なダービーでの敗戦に最前線で出場したFW宇佐美は「足りなかったところは1つや2つじゃない。失点するとリズムや活気も奪われるし、そこはやっぱり要改善」と振り返った。(邨田直人)