G大阪黄金ルーキー名和田我空が高卒開幕スタメンで堂々デビュー、大阪ダービーで躍動も「まだまだ力不足」
[2.14 J1第1節 G大阪2-5C大阪 パナスタ]
スーパールーキーの名に恥じない、堂々デビューになった。ガンバ大阪は神村学園高から入団したFW名和田我空を開幕スタメンに抜擢。大阪ダービーという大注目の一戦でプロ第1戦を戦った。
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スタメンを告げられたのは当日だというが、練習の布陣から心の準備はしていた。「チャンスが来たなと感じましたし、ここをものにできるかがこれからに繋がるなと感じた」。G大阪では18シーズンの福田湧矢以来となる高卒開幕スタメンを勝ち取った。
いきなりの大阪ダービーという雰囲気に、緊張よりも気分の高まりを感じたという。「アップからあの熱量のサポーターがいて、この舞台でできるんだというワクワクした気持ちだった」。大型新人のお披露目に、これ以上ない舞台が整っていた。
そして試合が始まると、前半からエンジン全開とばかりに前線で存在感をみせた。前半19分と20分に立て続けにシュートまで持ち込むと、同24分にはMF山下諒也にスルーパスを通して好機を演出した。
ただ2-4となった後半20分で途中交代。本人は悔しさばかりが残ったという。「悔しい結果になってしまったので、まだまだ力不足かなと思います」。しかしここがスタートであることに違いはない。18歳ルーキーは「結果を出すことで自信になると思う」とどん欲に話していた。
