G大阪“38番”継承のMF名和田我空「堂安さんや中村敬斗さんのように世界へ」 今季新人で唯一のJイベント出演抜擢
今シーズン、神村学園(鹿児島)からガンバ大阪に加入したMF名和田我空が、10日に行われた2025Jリーグ開幕イベントに参加した。
【プレー動画】ガンバ大阪MF名和田我空の高校時代(神村学園)のプレー集
Jリーグ開幕イベントには、各チームの“顔”といえる看板選手たちが名を連ねるが、その中で名和田は唯一ルーキーとしてイベントに参加。異例となる新人での抜擢に「チームを代表してここに来られることは光栄に思います。この場を通して、いろいろな選手と交流できるきっかけにもなるので、いい機会を与えてもらったと思っています」と感謝を述べた。
高校から直接海外のクラブへ加入することも考えられた中で、G大阪への加入を決めた理由については、「もちろん海外で活躍したいという思いは変わっていない」としつつも、「(日章学園からサウサンプトンへ加入するFW高岡伶颯のように)1年目から海外に行く選手も(自分と違う決断をしましたが)それも間違いではないと思います。ただ、自分の選択を正解にしないといけないという思いがあるので、まずは体づくりであったり、サッカーの技術も含めて底上げをして、世界の舞台で活躍できる選手になりたいと思います」とコメントした。
プロ1年目の今季はG大阪の“出世背番号”「38」を継承して戦うことになる。かつて同番号を背負ったクラブOBの現日本代表MF堂安律(フライブルク)、中村敬斗(スタッド・ランス)らの名前を挙げながら、「堂安さんや中村敬斗さんのように世界に羽ばたいていきたいですし、『それ以上の活躍を』と思っています」と意気込みを語り、「1年目ですけど、海外のトップ、トップの選手は18歳から活躍している選手も多いので、自分も負けじと、どんどん活躍したいです」と、ルーキーイヤーでの活躍を誓った。