【G大阪】宇佐美「娘にささげる」パパ1号&2号! スポーツ報知 12月27日(日)7時4分配信

◆天皇杯 ▽準々決勝 G大阪3―1鳥栖(26日・万博記念競技場)

2連覇を狙うG大阪は、日本代表FW宇佐美貴史(23)の2ゴールで鳥栖に3―1で勝利。柏はFWクリスティアーノ(28)がFKだけでハットトリック を決め、仙台をPK戦の末に破った。J1王者の広島はU―23代表FW浅野拓磨(21)が同点、決勝の2得点と活躍。神戸に快勝した浦和も準決勝に進ん だ。

24日に第1子となる長女が誕生したG大阪の日本代表FW宇佐美が“パパ初ゴール”を含む2得点で、ベスト4進出に導いた。前半26分、MF倉田のパス に抜け出し、絶妙なトラップから左足で流し込み先制。自身12試合ぶりの得点にチーム全員でゆりかごダンスを披露すると、同点に追いつかれた後半34分に も左足で決めて2点目。「ゴールを決めて娘にささげることができればと思っていた」と笑顔を見せた。

来季からは大阪市立吹田サッカースタジアムを本拠地とするため、この日は93年から本拠地としてきた万博競技場の最終戦。1歳半からサポーターとして万博に通った宇佐美は「最後、このスタジアムが力を貸してくれたのかなと思います」。娘の誕生と万博との別れを機にエースが復調し、準決勝ではチャンピオンシップ決勝で敗れた広島との雪辱戦を迎える。

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