【G大阪】切り替えて30日新潟戦へ 黒川圭介「1つでも上の順位で終えることにフォーカス」

ガンバ大阪は26日、大阪・吹田市内の練習場で公開練習を行った。

23日の天皇杯決勝ではヴィッセル神戸に0-1で敗れ、タイトル獲得を逃した。オフを挟んでの再始動となったこの日は、鳥かごやポゼッションの後に7対7+フリーマンのゲーム形式のメニューを行い、30日のアルビレックス新潟戦(デンカS)に向けて調整した。

天皇杯の神戸戦で序盤からキレのある動きで好守に存在感を見せたDF黒川圭介(27)は、大一番を振り返って「本当に悔しかった。一発勝負での勝負強さが自分たちとの違いだった。そういうところはもっと力を付けないといけないと思った」と話し、全てを懸けて戦った試合での悔しさをあらわにした。

それでも次にやってくる戦いに目を向けて、切り替えて戦う必要性を口にした。「タイトルを取れなかったことでダメージはあったし、まだ引きずっている部分ももちろんあるけど、残りのリーグ2試合の結果によって自分たちがACL(アジア・チャンピオンズリーグ)に行けるかどうかも変わってくる。消化試合じゃない。1つでも上の順位で終えることにフォーカスして、切り替えてやらないといけない」。天皇杯で得られなかったアジアの舞台への挑戦権獲得に意欲を見せた。【永田淳】

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