決定力欠いたG大阪V逸…「得点のにおいがもう少し欲しかった」響いた大黒柱宇佐美の欠場

[11.23 天皇杯決勝 G大阪 0-1 神戸 国立]

立ち上がりの時間帯、上手く試合に入っていたのはガンバ大阪だった。しかし最後のところでわずかに精度を欠く。「チャンスはあったけど、決められなかった」。MF鈴木徳真はV逸に肩を落とした。

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「やられるという感覚はあまりなかったけど、ワンチャンスで決められるということはみんなのケアが足りなかったと思う。(攻撃のところでは)僕とかダワンのところをハイプレスで捕まえにきていたので、空いているスペースを上手く使えれば、もう少し前にボールを入れられたのかなと思います」

試合前に大きなニュースが発表になっていた。今季9年ぶりにリーグで2桁ゴールを記録したFW宇佐美貴史が21日の練習中に負傷。右ハムストリング肉離れで欠場することが明らかになった。そして試合も大黒柱の不在の影響を感じざるを得ない結果に終わってしまった。

鈴木はチーム内で「貴史君がいて勝ってきたこともあるけど、チームみんなで勝ち上がってきた。いい選手がたくさんいるんだから、思い切ってプレーしよう」と声を掛け合っていたことを明かす。それだけに「得点のにおいがもう少し欲しかったなと思います」と悔しさが増している様子だった。

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