【天皇杯】G大阪宇佐美貴史「感情むき出しにして戦うのは今のチームの強み」23日神戸と決勝
23日の天皇杯決勝(国立)に臨むガンバ大阪は21日、大阪・吹田市内で完全非公開練習を行い、ダニエル・ポヤトス監督(46)が取材に応じた。
ヴィッセル神戸との関西決戦へ、9大会ぶり6度目(前身松下電器時代を含む)の優勝を狙う。
「新た歴史を全員でクラブに刻みたい。すごくポジティブだし、タイトルを必ずここに持って帰る。勝つことに執着したい」
就任1年目だった昨季は残留争いの末に16位に終わっているが、主将のFW宇佐美貴史(32)中心のチーム作りは変わらない。
スペイン人指揮官は「選手には戦う、勝負する、人生を懸ける、魂をプレーに乗せると言ってきた。貴史はしっかり把握して、気持ちを示してくれている」と、全幅の信頼を置く。
その宇佐美も「感情をむき出しにして戦うのは、今のチームの強み。G大阪の歴史の中でも、どのチームとも違う顔を僕らは持っている」と、揺るぎない自信を示した上で「ここまでチーム全員で進んできた。(勝てば)クラブの10個目にふさわしいような、全員で取ったタイトルになる」と意気込んだ。
G大阪として獲得した主要タイトルは、これまで9つ(リーグ戦2度、ルヴァン杯2度、天皇杯4度、ACL1度)で、最後に獲得したのが15年度の天皇杯になる。