スペック最強は誰だ!? 日本代表、最新メンバー能力値ランキング8位。FWだけど守備力アップ! 代表でも点を取ってくれれば
15日、サッカー日本代表は2026年のワールドカップ(W杯)・アジア最終予選第5戦目、アウェイのインドネシア代表戦で大量得点を奪い勝利した。これで4勝1分の勝ち点13。2位との勝ち点差は7となりW杯出場に大きく近づいた。誰が出ても点が取れる日本代表はまさに史上最強。そんな代表メンバーの能力値をランキング形式で紹介する。(成績、市場価値は11月17日現在。『transfermarkt』を参照)
8位:堂安律(フライブルク/ドイツ)
生年月日:1998年6月16日
市場価値:1800万ユーロ(約28.8億円)
24/25リーグ戦成績:10試合4得点1アシスト
日本代表通算成績:55試合10得点9アシスト
今シーズン、所属先のフライブルクでこれまで以上の好調ぶりを披露している堂安律が8位にランクインした。
今季ここまでのブンデスリーガでは10試合で4得点と攻撃面で大きな貢献をしている堂安だが、こと日本代表になると、守備での貢献度が非常に目立っている。
その要因のひとつは代表のシステム変更だ。3-4-2-1の右ウイングバックで起用されるようになったことで、以前よりも守備の比重が大きくなったが、堂安は見事にその役割をこなしている。
海外に移籍した日本人選手の「守備ができないと海外では試合に出られない」というコメントをよく耳にするが、スペシャルな才能の持ち主でない限り、世界からスター選手が集まる欧州の舞台では守備でいかに貢献できるかが物を言う。
ガンバ大阪時代は生粋のアタッカーだった堂安も、海外へ渡って以降はトランジションの速さ、プレスバック、球際の強さなど、守備能力を鍛えられた印象がある。
また、代表で担当しているウイングバックは、相手やボールの位置によって最終ラインに落ちるか、ボランチ横をカバーするか、はたまた相手のサイドバックへのプレスを狙うかなど、柔軟な対応が求められる。そんな複雑な守備をこなしている堂安の「守備力」は68.7と攻撃陣の中では高い数値となった。
贅沢なことを言うと、クラブで見せてくれている得点能力を代表にも還元してくれれば、あとは言うことは何もない。