天皇杯・準々決勝の鳥栖対G大阪戦が26日、万博記念競技場で行なわれ、G大阪が3-1で勝利した。

試合は立ち上がりから拮抗した展開が続いたが、26分に一瞬の隙を突いたG大阪が先制に成功する。ゴールを挙げたのは宇佐美だ。倉田のロングフィードに反応して最終ラインの裏を取り、巧みなトラップからシュートを突き刺した。

宇佐美にとっては、9月26日のJ1第2ステージ12節・柏戦以来、3か月ぶりのゴール。24日に生まれた長女に捧げる嬉しいバースデーゴールとなった。

その後、鳥栖の早坂に決められ同点に追いつかれたが、G大阪は86分に巧みな連係でバイタルエリアを崩し、最後は再び宇佐美が勝ち越し弾。さらに直後の87分には、長沢が追加点を挙げ、試合の行方を決定づけた。

そのまま3-1で試合は終了し、G大阪は万博でのラストマッチを勝利で飾り、ベスト4進出を決めた。12月29日に行なわれる準決勝では、FC東京対広島の勝者とヤンマースタジアム長居（15時5分キックオフ）で対戦する。