【札幌】アウェーでG大阪に痛恨逆転負け 後半追加タイムに2点奪われる「大きなショック」監督

<明治安田J1:G大阪2-1札幌>◇5日◇第33節◇パナスタ

J1残留争いの19位コンサドーレ札幌は、アウェーでG大阪に1-2で痛恨の逆転負けを喫した。

94分まで1点リードし、勝利は目前だった。だが後半追加タイム4分にPKで同点に追いつかれ、同8分に勝ち越しを許し、勝ち点1すら獲得できなかった。ペトロビッチ監督(66)は「大きなショックであり、どうコメントしていいか、なかなか言葉に詰まる」と気を落とした。

9戦未勝利で中2日だったG大阪に対して体力面で有利なはずも、運動量で上回れなかった。前半相手のシュートがクロスバーに当たって外れるなど、運は味方していた。足をつる選手が続出するほど体を張っていたが、交代で入った外国人FW2選手が消極的にボールを失うなど、かみ合わず。一方、相手は途中出場のFW宇佐美が2得点。指揮官は「質の差を見せられた」となげいた。2点目を追加するチャンスは何度もあっただけに、悔しい敗戦となった。

残り5試合で勝ち点29。6日の試合結果によっては残留圏との勝ち点差は9に広がる可能性があり、かなり厳しい状況に立たされた。【保坂果那】

https://www.nikkansports.com/

Share Button