【G大阪】半田陸7月以来の公式戦出場 待望復帰も「結果がついてこなくて悔しい」ドロー悔やむ

<明治安田J1:G大阪1-1東京V>◇28日◇第32節◇パナスタ

ガンバ大阪東京ヴェルディと引き分けた試合で、G大阪DF半田陸(22)が8試合ぶり復帰を果たした。

パリ五輪前の紅白戦で左腓骨(ひこつ)を負傷して離脱していた半田は、後半11分にDF岸本武流(27)と交代で出場。7月14日サガン鳥栖戦以来の登場には、復帰を待ちわびたサポーターからひときわ大きな声と拍手で迎えられた。

右サイドバックに入った半田は、同14分には右から中央に入ってボールを受けて、逆サイドへ展開。「あそこが空くのはわかっていたし、(岸本)武流くんとも違うボールの動かし方ができるかなと思っていた」という言葉通り、さっそく持ち味の1つでもある動きでチームに変化をもたらし、同21分にはとっさの反応で相手ボールに反応するなど、復帰初戦から随所に半田らしさを感じさせるプレーを見せた。

試合を終えた背番号3は、けがなく終われたことに安堵(あんど)の表情を見せながらも「去年の復帰戦より体が動いたのかなと思うけど、結果がついてこなかったので、そこはすごく悔しい。個人的にも何かができたわけじゃない」と満足はせず。この日は勝利をもたらすことはできなかったが、G大阪にとって頼もしい存在が戻ってきた。

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