ベスト4はいずれも優勝経験クラブに! 準決勝は横浜FMvsG大阪、神戸vs京都【天皇杯】

25日、第104回天皇杯準々決勝の2試合が行われた。

AFCチャンピオンズリーグ・エリート、AFCチャンピオンズリーグ2の関係もあり、変則的に3日間に分かれて行われた準々決勝。すでに、サンフレッチェ広島を下したガンバ大阪、ジェフユナイテッド千葉を下した京都サンガF.C.のベスト4進出が決定していた。

25日に行われた2試合は、大量失点で公式戦連敗中の横浜F・マリノスと、J2勢で唯一のベスト4入りを目指すレノファ山口FCの対戦。試合は、16分に山根陸がゴールを奪い横浜FMが先制するも、23分に奥山洋平のゴールが決まり山口が同点に追いつく。

1-1で迎えた後半、51分にエウベルが勝ち越しゴールを記録すると、71分にヤン・マテウス、77分に水沼宏太が連続ゴールで突き放すと、86分にはアンデルソン・ロペスにもゴールが生まれ、5-1で勝利を収め7年ぶりのベスト4に進出した。

もう1試合は、J1で優勝争いをしている鹿島アントラーズとヴィッセル神戸の一戦。試合は、この試合が復帰後の再デビュー戦となった森岡亮太が15分に先制ゴールを記録。良い形で入ると、その後は互いに譲らない展開に。それでも神戸は終盤に畳み掛け、83分に佐々木大樹が追加点。後半アディショナルタイム7分には井手口陽介にもゴールを記録し0-3で快勝を収めた。神戸は優勝した2019年以来5シーズンぶりのベスト4入りとなった。

準決勝は10月27日に開催。

横浜FMvsG大阪、神戸vs京都に決まった。

◆準々決勝

▽9月11日(水)

サンフレッチェ広島 1-2 ガンバ大阪

【広島】

加藤陸次樹(前16)

【G大阪】

山田康太(前14) 岸本武流(後34)

▽9月18日(水)

京都サンガF.C. 3-0 ジェフユナイテッド千葉

【京都】

豊川雄太(前11) マルコ・トゥーリオ(後4) 平戸太貴(後40)

▽9月25日(水)

横浜F・マリノス 5-1 レノファ山口FC

【横浜FM】

山根陸(前16) エウベル(後6) ヤン・マテウス(後26) 水沼宏太(後32) アンデルソン・ロペス(後41)

【山口】

奥山洋平(前23)

鹿島アントラーズ 0-3 ヴィッセル神戸

【神戸】

森岡亮太(前15) 佐々木大樹(後38) 井手口陽介(後52)

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