「言っていましたからね、ツネさんに」“超イキリ散らかしていた”清水MF矢島慎也、ベンチスタート時に全力応援をする今があるのは?

G大阪時代に森下コーチの言葉に影響を受ける

J2の清水エスパルスのMF矢島慎也が、クラブの公式YouTubeチャンネルでベンチスタート時の心得を語った。

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今季から清水に加入した矢島は、ここまで23試合・2得点を記録。しかし、直近の6試合は途中出場が続いている。本人はそれでもメンタルを調整できていると言うが、かつては違ったと明かす。

「自分のメンタルを他人に振り回されないようにやるのが大事と、ここ数年でやっと。それまでは、(2018年から21年まで在籍した)ガンバ(大阪)の時まで。自分の価値を高めたいし、よく監督に呼ばれて話す時もあるじゃないですか。そういう時に言っていましたからね、ツネさん(当時の宮本恒靖監督)に。俺はあの時は、超イキリ散らかしていたから。それなりに自信もあったし」

そんななかで、当時の恩師に感謝し、今に活かしているという。

「でも聞いてくれて。今(東京)ヴェルディのコーチの森下(仁志)さんが、ガンバのU-23の監督だった時に結構話す機会があって。『同じチームでやっているから。そのチームを応援できなかったら、自分に回ってきた時に良いことが起こらない』と言われ、素晴らしいメンタリティだと思いました。

だから今ベンチに座っていますけど、全力で出ている選手を応援する。だから(吉田)豊くんとか(北爪)健吾くんらは、同じベンチに座る機会が結構多いですけど、特に豊くんは(心の)持ちようは大人だし。だから多分出ても良いプレーができると思っています」

そして、「スタメンに出るとなったら、普通に活躍するだけではダメな気はしています。良いことばっかりはしようとはしないです。結局、何か良いことばっかしようとしても上手くいかないです。ちゃんとやれることをしっかりやって、というところに転がってくるのですね」としみじみと語った。

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