G大阪MF石毛秀樹、ウェリントン・フェニックスへ完全移籍「本当に幸せでした」
ガンバ大阪は2日、MF石毛秀樹がAリーグ・メン(オーストラリア1部リーグ)に所属するウェリントン・フェニックス(ニュージーランド)へ完全移籍することを発表した。
1994年9月21日に生まれで現在29歳の石毛は、清水エスパルスジュニアユース、同ユースを経て、2012年に同クラブのトップチームデビューを果たした。2017年と2021年にはファジアーノ岡山への期限付き移籍も経験し、2022年からG大阪でプレーしている。今シーズンはここまで2024明治安田J1リーグで4試合、2024JリーグYBCルヴァンカップで1試合の出場にとどまっていた。
完全移籍が決定した石毛はG大阪のクラブ公式サイトで以下のようにコメントを発表している。
「Aリーグに所属するニュージーランドのWellington Phoenix FCへ移籍することになりました。2年半前、日本のビッグクラブでプレーできるチャンスを与えてくださったガンバ大阪にはとても感謝しています。タイトルを獲得したいと思い続けてプレーしていましたが、その思いを実現することができず悔しいです。今シーズンは良いコンディションを維持しながらトレーニングに励んでいましたが、出場機会を得られず苦しい思いをしていました。そんな中Wellington phoenixFCからオファーをいただきました。沢山悩みましたがプロの世界にいる以上チャレンジをして自分の存在価値を示し続けたいと思い移籍を決断しました」
「心からリスペクトできる仲間との出会いは最大の財産となりました。初めての海外移籍となりますが、サッカーを楽しみながらしっかり結果を出したいと思います。最後に皆さんに直接ご挨拶ができなかったことがとても心残りですが、ガンバ大阪の一員になれた2年半、本当に幸せでした。かけがえのない時間をありがとうございました」