全196枚の番号公開が「運営有能すぎてえぐい」 不正転売へ“本気対応”に反響「拍手喝采」
セレッソ大阪が196枚の不正転売チケット識別番号を公開
J1のセレッソ大阪は8月29日、31日に予定されていたJ1リーグ第19節ガンバ大阪におけるチケット転売事案に伴う入場時の対応を発表した。試合は台風10号の影響により中止になったものの、異例の対応にファンからは「素晴らしい」「どのチームもやってほしい」との声が寄せられいてる。
【実際の識別番号一覧】C大阪が公開した不正転売チケット196枚
C大阪はここまでのリーグ戦、序盤こそ無敗で好調を維持していたものの、直近では約2か月勝利から遠ざかっており、順位を8位まで落としている。試合は中止になったが、31日に行われる予定だったG大阪との「大阪ダービー」の試合について29日にリリースを発表した。
正規手段で購入したチケットに関しては通常通りに入場が可能だが、不正転売の疑いのあるチケットにおいてはQRコードが表示できない仕様になり、認証端末にチケットをかざすとエラーが表示されるという。また、196枚の特定した不正転売チケット識別番号を公開し、スタッフが識別番号と照合のうえで転売チケットであることが確認された場合は、入場できなくなるという。
この異例の対応にはSNS上でも反響を呼び、ファンからは「素晴らしい」「どのチームもやってほしい」「マジでよくやった!」「識別番号まで凄い!」「Jリーグ全クラブの模範となる前例を作った」「運営有能すぎてえぐい」「神対応」「これはナイス」「優秀」「拍手喝采」「クラブが本気を出してきてくれた」と、さまざまな称賛の声が寄せられている。