G大阪MF石毛秀樹がAリーグ移籍へ ウェリントン・フェニックスが9月上旬にも獲得発表の見通し

オーストラリアリーグ(Aリーグ)所属のウェリントン・フェニックス(ニュージーランド)がG大阪MF石毛秀樹(29)を獲得することが24日、分かった。9月上旬にも正式発表される見通しという。

管轄大陸が異なるためアジア・チャンピオンズリーグには出場できないが、ウェリントン・フェニックスは昨季クラブ史上最高位となるAリーグ2位と躍進。10月に開幕する新シーズンでの初タイトルを目指してトップ下やボランチが可能な人材を探し、石毛に白羽の矢が立ったという。

12年ナビスコ杯(現ルヴァン杯)ニューヒーロー賞を授賞した石毛は、今季リーグ戦4試合出場のみ。だが高い技術と豊富な運動量、そしてJ1通算164試合12得点を誇る経験値は大きな武器だ。同クラブはJ2仙台MF長澤和輝(32)にも獲得オファーを出している。

◇石毛 秀樹(いしげ・ひでき) 1994年(平6)9月21日生まれ、静岡県富士市出身の29歳。清水アカデミーから12年トップチーム昇格。J2岡山への2度の期限付き移籍を経て22年にG大阪へ完全移籍。1メートル70、69キロ。右利き。

▽ウェリントン・フェニックス 2007年創設。ニュージーランドのウェリントン本拠地。同国1部のニュージーランド・フットボールチャンピオンシップ(NZFC)には参加せず、越境してオーストラリアのAリーグに参戦。スカイスタジアムは収容人数3万4500人

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