疑惑のファウル判定→得点無効もG大阪MF“無罪主張”「触っていません」 監督はポロリ「正確性が欠けている」
前半11分にG大阪MF山下のファウルが取られ、ゴールは無効に
ガンバ大阪は8月24日、J1リーグ第28節でアビスパ福岡と対戦し、2-2で引き分けた。この一戦で最初に試合を分けたのは前半11分。G大阪は右サイドのMF山下諒也のドリブル突破からチャンスメイクしたが、対応した相手のDF池田樹雷人が倒れて即「×」マーク。山下は「全く触っていませんよ」とアピールしたものの、覆らなかったと明かした。
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前半11分だった。右サイドを山下が突破すると、相手の左サイドバック(SB)で先発した池田が対応。FC町田ゼルビアから新加入の池田は倒れてしまい、駆け付けた仲間がすぐさま「×」マークで交代となった。この時、山下と池田は接触していないように見られ、プレーを続けたG大阪はFWファン・アラーノがゴール。だが、山下のファウルが取られてしまい、得点は無効だった。
山下は「全く触っていませんよと言ったけど……。流してほしかったですね」と、アピールは実らず。「でも(池田も)大きなケガをしていると思うので無事を祈ります。僕ら選手はピッチで必死にやっている。受け入れてやっていくしかないですけど、反省して改善していければ、Jリーグがもっといいものになっていくかなと思う」と、自らの思いを正直に明かした。
ダニエル・ポヤトス監督もこのシーンについては「正確性というところがちょっと欠けているのかなと思う。気持ち的には本当にやるせない。フラストレーションが本当に溜まるんですけど、私たちはそれを受け入れて前に進めてつづけていくべきだと思っています」と、不満をあらわにした。
試合の流れを左右する判定だっただけに、気持ちは晴れず。また、池田の状態について、福岡の長谷部監督は「足だと思う」と説明していた。