G大阪は5試合ぶり白星ならず、2度追いつくもドロー決着…福岡は7戦未勝利に
2024明治安田J1リーグ第28節が24日に行われ、ガンバ大阪とアビスパ福岡が対戦した。
リーグ戦4試合未勝利の4位G大阪。優勝争いから脱落しないためにも、6戦未勝利の9位福岡を『パナソニックスタジアム吹田』に迎え撃つ今節は、5試合ぶりの勝ち点「3」が必須の一戦だ。
立ち上がりの13分、福岡にアクシデントが発生する。相手MF山下諒也を追いかけていた池田樹雷人が接触プレーのないなかでひざを痛めてピッチに倒れ込み、プレー続行不可能に。池田は担架で運ばれてピッチを後にし、井上聖也が緊急出場した。
すると20分、福岡にビッグチャンスが訪れる。右サイドの深い位置から紺野和也がドリブルを仕掛けて密集を切り裂き、ペナルティエリア内で鈴木徳真に倒されてPK獲得。紺野が自らキッカーを務めると、右サイドを狙ったシュートは相手GK一森純に触られたもののボールの勢いが勝ってゴールに吸い込まれた。
27分、G大阪がすぐに試合を振り出しに戻す。左から鈴木徳真がインスイングのボールを供給。ニアの福岡将太が合わせてヘディングシュートを流し込んだ。
しかし32分、福岡が勝ち越しに成功する。ショートコーナーからパスを繋ぎ、ペナルティエリア手前の前寛之がピンポイントクロスを左足で供給。ゴール前に飛び込んだ宮大樹が頭で合わせて押し込んだ。
ビハインドで折り返したG大阪は、後半開始早々の48分に試合を振り出しに戻す。左サイドで相手をはがした宇佐美貴史がピンポイントクロスを供給。ニアの坂本一彩がうまく頭でコースを変えてゴールへ流し込んだ。
その後、福岡はウェリントン、G大阪は宇佐美らにチャンスが訪れたものの、勝者を決める1点は生まれず。試合は2-2のまま終了して勝ち点「1」ずつを分け合い、G大阪は5戦未勝利、福岡は7戦未勝利となった。
次節、G大阪は31日に敵地でセレッソ大阪と、福岡は9月1日にホームでヴィッセル神戸と対戦する。
【スコア】
ガンバ大阪 2-2 アビスパ福岡
【得点者】
0-1 22分 紺野和也(福岡)
1-1 27分 福岡将太(G大阪)
1-2 32分 宮大樹(福岡)
2-2 48分 坂本一彩(G大阪)