【G大阪】24日福岡戦に中谷進之介「まだいける勝ち点差。勝つしかない」5戦ぶり勝利目指す
ガンバ大阪は23日、大阪・吹田市内の練習場で非公開練習を行い、翌日のアビスパ福岡戦(パナスタ)に向けて調整した。
21日に湘南ベルマーレと戦った天皇杯4回戦から中2日と厳しい日程での連戦となるため、練習は軽めのメニューで終了。回復に努めた。
ダニエル・ポヤトス監督(46)は福岡について「前線にダイレクトにボールを入れてくるチーム。一発で決めてくるところが特徴的」と話し、セカンドボールの争いやこぼれ球からのクロス対応、セットプレーを警戒。DF中谷進之介(28)も「セカンド(ボール)が大事になってくると思うし、彼らはそれを拾ってからのクロスをシンプルにやってくるので、どれだけ対応できるかになる」と気を引き締めた。
前節のヴィッセル神戸戦では、2度追い付いてドローに持ち込み、優勝争いに食らい付いた。FW宇佐美貴史(32)は「1戦1戦勝ちを目指して戦うだけ」と次戦だけを見据えて戦う思いを示し、流れの中での得点力アップに向けては「最後のところの質。そこまではいってるけど、質が低くて点になっていない部分がある」とシュートにつながるラストパスやクロスの精度にこだわって戦う必要性を口にした。
福岡戦は「GAMBA EXPO」として開催される特別な一戦。記念ユニホームで戦う試合を前に、中谷は「リーグ戦もやっぱり上を目指したい。まだまだいける勝ち点差だとは思うので、勝つしかないし、もういくしかない」と強い覚悟を口にし、DF福岡将太(28)は「夏休みも終盤に差しかかってくる中での試合。たくさんの人が見に来ると思うので、いい締めくくりにできたらいい」と夏休み最後の試合で、最高の思い出をプレゼントすることを約束した。【永田淳】