関西のサッカー情報を中心に扱うＭＢＳのＪリーグ応援番組『ＫＩＣＫ ＯＦＦ！ ＫＡＮＳＡＩ』で、ガンバ大阪のＤＦ中谷進之介選手がゲストで登場。

８月１７日に行われたＪ１リーグ第２７節ヴィッセル神戸戦で、チームメイトが“監督に無断で”ポジションチェンジを行ったエピソードを明らかにした。また、ＭＣを務める元日本代表のＦＷ大久保嘉人さん、ＭＢＳ海渡未来アナウンサーとも軽妙なやり取りを見せた。

▼助っ人コンビの行動に…ポヤトス監督「俺の言うことを聞け」

前半アディショナルタイムに先制を許し、ハーフタイムに突入したＧ大阪。そこで監督から飛んだ指示は思わぬものだった。

（中谷進之介選手）「ウェルトンとアラーノの位置が入れ替わっていて、彼らが勝手に。それを『お前ら何やっているんだ』と（笑）。『ちゃんと俺の言うことを聞け』と言われていましたね」

この日のスタート布陣は、右ＭＦがウェルトン選手、左ＭＦがアラーノ選手だったが、２人のポジションが入れ替わっていた。実は戦術ではなく、選手同士の判断だったという。

中谷選手は「戦略でウェルトンが右だったんですけど」と、ハーフタイムで指揮官により軌道修正されたことを明かした。選手の柔軟な判断を重んじるポヤトス監督だが、勝利を目指すうえでは避けられない“戦術”だったようだ。

ポジションを元に戻し、後半はＦＷ宇佐美貴史選手のゴールで同点に。再び勝ち越されるも、敗戦濃厚の試合終了間際に中谷選手が起死回生の一発を決めた。

センターバックの中谷選手がゴール前まで詰めていて、左サイドの崩しから最後にネットを揺らした。ＭＣの大久保さんも「これ、すごいよ。あそこ（ゴール前）にいてることがすごい」と大絶賛だった。

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