互いに勝ち点3が欲しい…白熱“阪神ダービー”は神戸2度リードもG大阪劇的AT弾で追いつき痛み分け
[8.17 J1第27節 神戸2-2G大阪 ノエスタ]
ヴィッセル神戸がホームにガンバ大阪を迎えた一戦は、2-2の引き分けに終わった。
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互いに譲らない白熱の“阪神ダービー”となった。前半からチャンスを作った神戸は終了間際のアディショナルタイム3分、MF井出遥也のヘッドは好セーブを連発するGK一森純に防がれたが、こぼれ球に波状攻撃。最後はFW大迫勇也が蹴り込んで、リードを奪うことに成功する。
しかしここ3戦無得点と苦しむG大阪の攻撃陣も上位対決に奮起する。そして後半11分、カウンターからドリブルで運んだFW宇佐美貴史がミドルレンジから右足を一閃。エースがリーグの対神戸では12点目となるキラーぶりを発揮して同点に追いつく。
ただ神戸がまたも勝ち越しに成功する。後半39分、左サイドでMF佐々木大樹のキープからDF初瀬亮がオーバーラップを決めると、ニアに入ったFW宮代大聖が絶妙なボールタッチで枠内に飛ばす。6月26日の町田戦以来となる復帰を果たした背番号9が、勝利をグッと引き寄せた。
それでも負けられないG大阪は最後の最後に意地をみせる。後半アディショナルタイム5分、宇佐美とのパス交換でエリア内に入ったFW坂本一彩がシュート性のボールを出すと、DF中谷進之介に当たってゴールに入る。ハンドの可能性があるとしてVARのチェックが入ったが、そのまま得点が認められてドロー決着となった。