G大阪ポヤトス監督 サッカー人としてスペイン人として“細谷の1ミリ”に見解「あれは…」
G大阪はあさって11日にアウェーで柏と対戦する。相手にはパリ五輪で一皮むけたFW細谷真央が所属。そんな中、ダニエル・ポヤトス監督は母国スペインとの一戦で物議を醸した“細谷の1ミリ”について言及した。
父親が主審であり、Jリーグのレフェリング基準にも何度か物申してきた指揮官は「彼は大好きな選手だ。アグレッシブで最終ラインのギャップを、良いタイミングで突いてくる。得点も取れる。日本代表の未来の9番(ストライカー)になっていく」と細谷を高く評価。だからこそ「あれはゴール。オフサイドにしてはいけない。もし僕が日本代表監督だったらメチャクチャ怒っていた」とサッカー人としての見解を示した。その一方で「1人のサポーターとしては、あの結果で良かった」とスペイン人としての心情を吐露した。
ただ、もちろん次戦で細谷に仕事をさせるつもりはない。「試合早々の時間帯、相手がフレッシュな時に圧力を掛けてきた時は気を付けたい」と柏攻撃陣をシャットアウトし、3試合ぶりのリーグ戦勝利につなげる。