【移籍情報】松本、G大阪からMF中村仁郎を育成型期限付き移籍で獲得「J2に昇格できるよう…」 負傷で長期離脱も7月に戦列復帰 | Jリーグ
【国内サッカー 最新ニュース&移籍情報】松本山雅FCは8月7日、ガンバ大阪からMF中村仁郎を育成型期限付き移籍で獲得したことをクラブ公式サイト上で発表した。
中村が松本に育成型期限付き移籍することが決定した。
松本のクラブ公式サイトによると、中村の期限付き移籍期間は2024年8月6日から2025年1月31日まで。期限付き移籍期間中は、G大阪と対戦するすべての公式戦に出場することができない。松本では背番号「25」を着用する模様だ。同サイトには、次のように中村のコメントが掲載されている。
「松本山雅FCの皆さん、はじめまして。ガンバ大阪から育成型期限付き移籍で加入することになりました、中村仁郎と申します。チームがJ2に昇格できるように貢献したいと思っています。約4ヶ月間、死ぬ気で頑張ります! 応援よろしくお願いいたします。 じろう、と呼んでください!」
また、G大阪のクラブ公式サイトには、次のように中村のコメントが掲載されている。
「松本山雅FCに育成型期限付き移籍することになりました。シーズンが後半に差し掛かったこのタイミングでの移籍となり、申し訳ございません。約1年間のリハビリを経て、ようやく復帰してから3週間が経ちましたが、現在の自身のコンディションではガンバ大阪に大きな貢献ができないと感じたため、プレーの場を移す決断をいたしました。素晴らしい指導をしてくださる監督・コーチの方々、復帰までだけでなく今もなお寄り添い続けてくださるメディカルの方々、今回の移籍を受け入れてくださった強化部の方々、そして、レベルが高すぎる選手の皆さん、本当にありがとうございました。アカデミーから8年半ガンバ大阪に所属してきましたが、初めての移籍となります。松本山雅FCもレベルの高い厳しい環境です。来年、スーパーになって帰ってきます」
2003年8月22日生まれの中村は、現在20歳。G大阪ユースで育成を受け、2019年7月には高校1年生ながら明治安田生命J3リーグ(現・明治安田J3リーグ)のU-23チームの試合に出場し、MF久保建英(レアル・ソシエダ / スペイン)、FW森本貴幸(無所属)に次ぐJリーグ史上3番目の若さとなる15歳10カ月29日でデビューを果たした(当時)。2022年2月にはトップチーム初先発を記録。しかし、昨年10月に左ひざ滑膜ヒダ障害、今年1月に左ひざ軟骨損傷でそれぞれ手術を受けるなど、近年は怪我に苦しんできた。今年7月25日に行われたレアル・ソシエダとの親善試合で、約1年ぶりに戦列復帰を果たした。