G大阪の中村仁郎が松本山雅へ育成型期限付き移籍で加入

J3松本山雅FCは8月7日、ガンバ大阪からMF中村仁郎を育成型期限付き移籍で獲得したことを発表した。移籍期間は2025年1月31日まで。選手は契約によりG大阪と対戦するすべての公式戦に出場できない。

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中村はG大阪アカデミー育ちで2003年生まれの20歳。昨年7月に負傷離脱してから2度の手術を経て、7月25日のスペイン1部レアル・ソシエダとのプレシーズンマッチで実戦復帰を果たした。この試合後、日本代表MF久保建英が「個人的にはね、41番の中村仁郎くんはこれからがすごく楽しみだな、と。プレースタイルもすごく似ていると思う。個人的には注目しています」と発言したことで話題にもなった。

将来を嘱望された逸材は松本側へ「チームがJ2に昇格できるように貢献したいと思っています。約4か月間、死ぬ気で頑張ります！　応援よろしくお願いいたします」とコメントした。中村は15歳でプロデビューを果たし、2022年にトップ昇格するまで、G大阪一筋。初めての期限付き移籍で、G大阪側へも熱い思いを残した。

「約1年間のリハビリを経て、ようやく復帰してから3週間が経ちましたが、現在の自身のコンディションではガンバ大阪に大きな貢献ができないと感じたため、プレーの場を移す決断をいたしました。素晴らしい指導をしてくださる監督・コーチの方々、復帰までだけでなく今もなお寄り添い続けてくださるメディカルの方々、今回の移籍を受け入れてくださった強化部の方々、そして、レベルが高すぎる選手の皆さん、本当にありがとうございました。アカデミーから8年半ガンバ大阪に所属してきましたが、初めての移籍となります。松本山雅FCもレベルの高い厳しい環境です。来年、スーパーになって帰ってきます」

年代別代表の常連で久保が認めたレフティーの加入にはファンから「ヤバいです。期待しかない」「中村仁郎来たんだけど何事!?」「マジか!?凄すぎんか!?」「来てもらえるの!?」「J3で無双して」と大きな反響が寄せられていた。

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