Ｇ大阪がアクシデントに見舞われた。

１９日、大阪・吹田市内で関大と練習試合（４５分×４本）を非公開で行った。２６日の天皇杯準々決勝鳥栖戦（万博）に向けた実戦調整だったが、２本目の 途中で日本代表候補ＤＦ丹羽大輝（２９）が左膝を負傷。チームで唯一リーグ戦フル出場の鉄人が自ら続行不能のサインを出した。さらに、丹羽と同じセンター バックでリオ五輪代表候補のＤＦ西野貴治（２２）も右足の痛みを訴えて練習試合に参加せず、別メニュー調整を行った。

長谷川健太監督（５０）は「（西野は）鳥栖戦は微妙。大輝（丹羽）も珍しく本人が『×』とやった」と心配顔。「もし無理なら今ちゃん（今野泰幸）のセン ターバックも…」と頭をひねる。試合までの１週間、慎重に様子をうかがう。Ｇ大阪の残る１つのタイトルを目指して、最後まで総力戦となる。