「リヴァプールと交渉が進んでいれば日本に来ないはず」久保建英の噂についてソシエダ番記者が分析
リヴァプール移籍が噂される日本代表MF久保建英について、スペイン『as』でレアル・ソシエダを担当するロベルト・ラマホ記者が伝えている。
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昨季ソシエダ加入2シーズン目を迎えた久保。シーズン序盤から決定的な活躍を見せると、ラ・リーガ30試合で7ゴール4アシストを記録した。その活躍は高く評価されており、以前から移籍の可能性について様々な噂が浮上していたが、先日から一部の日本メディアでリヴァプール移籍が決定的になったと伝えられている。
こうした報道について、ラマホ記者は「ソシエダはここ数日の間に浮上した久保とリヴァプールに関する噂に力強く反応した」と指摘。25日に行われるガンバ大阪戦のために来日したチームの様子を伝えるSNS投稿について、「久保の退団の可能性がないことを明確にしたいと考えており、SNS投稿で久保を中心に据えている」と分析した。その上で、以下のように綴っている。
「もし日本のメディアが報じているほどリヴァプールとの交渉が進んでいたならば、久保がラ・レアルの一員として母国に帰ってくることはなかったはずだ。そして、ツアー中に公開される写真にも写っていなかっただろう。この日本代表のスターは、出発前から飛行機内、到着後には大阪のファンにサインする様子も公開された。さらに、それだけでは不十分だったかのように、このプレシーズンマッチに招集された選手リストも彼の写真とともに公表されている」
「確かにこれは彼が日本人だからと指摘する人もいるだろうし、ソシエダのロベルト・オラベFD(フットボール・ダイレクター)が繰り返すように市場は制御不可能な生き物だ。だが現実には、新シーズンも久保は全面的に期待されている。久保の代理人、リヴァプール、そして久保自身もこの状況をソシエダに伝えていない。ソシエダは退団を望んでいない。久保も数カ月前に契約を更新したばかりであり、退団を望んでいない。ソシエダは、この日本代表選手について冷静だ……少なくとも現時点では」