G大阪FW坂本一彩が明かす先制点のイメージ「どちらかと言えば…」地元・九州でのJ1初得点に笑み

◇明治安田J1リーグ第23節 G大阪2―0鳥栖(2024年7月14日 駅前不動産スタジアム

G大阪FW坂本一彩が、約3カ月ぶりのゴールで2連勝に貢献した。「気持ち良かったです」前半19分、FW宇佐美貴史とのワンツーで右サイド深くをえぐったMF山下諒也がグラウンダークロス。ニアサイドに走り込み、押し込んだ。

「最初はマイナス気味に入ろうと思った。でも“あそこに1枚いないといけないな”と思って…入ったらボールが来た。どちらかと言えば、そっち(潰れ役)の気持ちです」

チームを優先した結果、4月28日・鹿島戦以来今季4得点目が生まれたと振り返った。前節・横浜戦では巧みな反転から相手ゴールに迫るなど、これまでも好調を維持。その中で「やり続けるしかない気持ちだった。今日の試合は足を振っていこう、と。数を打てばそのうちの1本が入ったりすることもある」と前を向き続けた。前半31分には強烈な右足ミドル。キープしてサイドに展開する上手さで攻撃を活性化させた。

熊本県出身。この日は両親に祖父母、友人も駆けつけてくれた。九州の地で、初のJ1ゴール。「嬉しい」と恩返し弾を喜び、ここからの量産を誓った。

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