【プレビュー】首位追走へ負けられないG大阪と現状打破のために勝たなければいけない横浜FMがパナスタで激突 | Jリーグ

【国内サッカー プレビュー】明治安田J1リーグは7月5日から7日にかけて第22節が開催。パナソニックスタジアム吹田では、ガンバ大阪と横浜F・マリノスの一戦が行われる。

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首位追走へ負けられない3位G大阪と現状打破のために勝利がが至上命題の横浜FMが週末にぶつかり合う。

G大阪は前節、首位町田との直接対決に敗れ、リーグ戦の無敗が「9」でストップ。前半のうちにDF半田陸が退場した後に試合の流れが大きく変わり、最終的には今季ワーストの3失点という形で痛恨の黒星を喫した。

ただ決してネガティブなゲーム内容ではなかっただけに、この負けを引きずらないことが今節最も重要なポイントだ。特に前節も退場者を出すまでの時間帯は、町田を圧倒する強さを証明したのも事実。現状、町田とは勝ち点「5」離されているが、無敗が途切れた後のゲームでしっかりと勝ち点3を掴み、このまま首位争いに食らいついていきたい。

また、攻撃陣ではFW宇佐美貴史のスルーパスに抜け出して先制点を仕留めたFWウェルトンがここ3試合で2得点と絶好調。結果も噛み合い始めているフィジカルとスピードを兼ね備えたブラジル人アタッカーには今節も期待が懸かる。

対する横浜FMは、4年ぶりのリーグ3連敗中。前節は先に2失点したリードを覆せずに東京ヴェルディに敗れ、第16節延期が行われた水曜日は、26本のシュートを放ちながらも最後までゴールをこじ開けられずにサガン鳥栖に敗戦。AFCチャンピオンズリーグの影響で過密日程を強いられているとは言え、ここ数シーズンでは最も苦しい時期となっている。

今節こそはチーム一体となってリバウンドメンタリティーを示し、何とかこの現状から脱したいところだ。特に中2日での連戦となるため、チームとしても総力戦になる。その上でチームを一つの方向へ導く意味でも主将のMF喜田拓也のリーダーシップには期待したい。

何よりもこの連敗中、どの試合でもシュート数では上回れているものの、複数得点を奪えていない。決めるべきところを決め切れていればまた結末も変わっていただろう。特に3試合ゴールがないFWアンデルソン・ロペスやヤン・マテウスにはリーグ最少失点タイのG大阪の堅守から複数得点を奪い、チームを勝利に導く活躍を期待したい。

4月に行われた前回対戦はアンデルソン・ロペスと植中朝日の得点で横浜FMが勝利。ただG大阪も22本というシュートを放ち、ゲーム内容では数多くのチャンスを作った。果たして2度目の対戦ではどのような展開、そして結末が待っているか。注目の一戦は6日、19時にキックオフする。

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