町田、半田陸が前半退場のG大阪に逆転勝利! 敵地での上位対決を制して首位キープ
明治安田J1リーグ第21節のガンバ大阪対FC町田ゼルビアが30日にパナソニックスタジアム吹田で開催された。
ここまで勝ち点38で3位のG大阪が、同40で首位を走る町田をホームに迎えた。注目の上位対決、G大阪は力強い試合の入りを見せると、9分に先制する。左サイドでフィードを受けたウェルトンが宇佐美貴史とのワンツーでボックス左に侵入。角度の厳しいところからニアサイドを見事に撃ち抜くシュートを沈め、今季3ゴール目でチームに先制点をもたらした。
ハーフタイムにかけても主導権を握って追加点を狙ったG大阪だが、34分には試合の行方を左右するプレー。DF半田陸に荒木駿太への足裏を見せたチャレンジにより2枚目のイエローカードが提示され、退場に。ビハインドを背負う町田が数的有利を手にした。ポヤトス監督はこれを受け、山下諒也を下げて右サイドバックとして松田陸を投入するプラン変更を強いられた。
すると、町田は前半のうちに追いつくことに成功する。ロングスロー攻撃の流れから、正面のドレシェヴィッチが放ったシュートはDFにブロックされるも、ゴール前に浮いたボールにいち早く反応したミッチェル・デュークがプッシュ。頭で押し込んで、1-1とした。
迎えた後半、再びスコアを動かしたのは町田。60分、ボックス内正面でデュークの落としたボールに反応した藤尾がダワンに倒されてPKを獲得。これを藤尾が自ら成功させて今季8ゴール目をマークし、町田が2-1と逆転する。
さらに町田は79分、ボックス内で仕掛けた仙頭啓矢が試合を楽にする3点目をマークする。その後、数的有利の町田は試合をコントロールしつつ、そのまま3-1で逆転勝利。敵地での上位対決を制し、3試合ぶりの白星で首位をキープした。