G大阪指揮官 首位獲り宣言「首位から離れてかなりの時間が経っている。返り咲くチャンス」30日町田戦
3位・G大阪はあす30日、首位・町田とホームで対戦する。勝てば10試合負けなしで、17年シーズン以来7年ぶりの首位に浮上する可能性がある一戦。これまで順位について明言を控えてきたダニエル・ポヤトス監督は「G大阪がJ1の首位から離れてかなりの時間が経っている。そこに返り咲くチャンスがあるので戦っていきたい。選手にも“いる場所に戻るチャンスが目の前にあるんだ”と伝えている」と力強く首位獲りを厳命した。
3年連続で残留争いに巻き込まれた。昨季は7連敗を含む10試合勝ち星なしでシーズンを終えた。「去年は日々、苦しさを味わってきた。同時に日々、努力してきた。今、その成果が出ている」。選手だけではなく、その選手たちの家族を含めて苦しくてもやり続けたことを振り返り、だからこそ千載一遇の好機を逃さない決意だ。
神戸戦前は2万1000枚だった前売りチケットは、現在約2枚5000枚まで伸びているという。今季1度しか負けていないホームサポーターの圧倒的な応援は、相手にとっては脅威。「明日の試合はレフリーが難しい試合になるだろう。相手がアグレッシブにきたら、僕たちもそれ以上に戦う。裁くのが難しい試合になる」。指揮官はスタジアム全体を巻き込んだ熱い戦いを約束した。