2位鹿島vs3位G大阪はスコアレスドロー…互いに首位浮上ならず

[6.26 J1第20節 鹿島 0-0 G大阪 カシマ]

J1リーグは26日、第20節を各地で行い、鹿島アントラーズがガンバ大阪と0-0で引き分けた。2位の鹿島は3試合連続ドローで痛い足踏み。勝ち点で並んでいた3位のG大阪も連勝が5で止まって勝ち点1にとどまり、互いに首位浮上のチャンスを逃した。

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試合の主導権を握ったのはホームの鹿島。前半4分、右サイドを攻め上がったDF濃野公人のクロスにFW鈴木優磨が右足で合わせたが、GK一森純のファインセーブに阻まれた。一方のG大阪は同14分、左に開いたFW宇佐美貴史が濃野をフェイントとフィジカルで抜き去り、カットインシュートを狙ったが、わずかに右へと外れた。

なおも優勢の鹿島は前半25分、鈴木が高い位置でプレッシャーをかけ、ゴールエリア際でDF福岡将太からボールを奪うと、すかさずラストパス。ここに濃野が詰めていたが、シュートはDF中谷進之介の決死のブロックに阻まれる。同44分には濃野のクロスにFW仲間隼斗が飛び込むも、ヘディングシュートはGK一森に止められ、0-0で折り返した。

後半は時間が経つにつれて徐々に鹿島の足が止まり、G大阪がボールを握れる場面が増加。 MFファン・アラーノやFWイッサム・ジェバリを入れ、攻撃に迫力を加えていった。だが、試合はそのままタイムアップ。互いに決定打の少ないまま0-0で終え、勝ち点1を分け合った。

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