鹿島はG大阪とスコアレスドロー 11試合連続負けなしも決定機生かせず
◇明治安田J1リーグ第20節 鹿島0―0G大阪(2024年6月26日 カシマスタジアム)
2位の鹿島はホームで3位のG大阪と対戦し、0―0で引き分けた。
前半からチャンスの数では上回った。25分にFW鈴木優磨がペナルティーエリア内でボールを奪い、DF濃野公人がフリーでシュート。だが、ゴール手前でDF中谷進之介のブロックに阻まれた。同44分は右クロスにMF仲間隼斗がダイビングヘッドで合わせたが、GK一森純に止められた。
後半も一進一退の攻防が続き、互いにチャンスを生かせない展開。同33分に途中出場のMF柴崎岳がエリア内から放ったシュートはゴールの右に外れた。
これで3試合連続のドロー。4月28日のG大阪戦から続く不敗記録を11に伸ばしたが、勝てば首位浮上の可能性もあった上位対決で痛い足踏みとなった。警告を受けたエース鈴木は、累積で次節30日の神戸戦が出場停止。タイトル奪還に向け、後半戦でいきなりの試練が訪れた。