【柏】関根大輝がレベルアップ誓う「燃えてる部分あった」G大阪半田陸とのU23代表対決で敗戦

<明治安田J1:G大阪2-1柏>◇16日◇第18節◇パナスタ

柏レイソルのU-23日本代表DF関根大輝(21)が右サイドバック(SB)でフル出場し、米国遠征から帰国間もない中でもタフなプレーを披露した。

後半に多くのチャンスを作りながらも前半の失点が響いて3連敗となった試合について、関根は「(攻撃)回数は見ての通り。チャンス自体は多かったし、相手ゴール前までいけていた。あとは最後の質。ちょっとのところが合えば、得点も入り出すと思う」と反省の弁。次節以降に向けて修正の必要性を口にした。

この試合は、パリ五輪に出場するU-23代表で右SBの定位置を争うガンバ大阪DF半田陸(22)対戦する機会でもあった。

米国遠征でともに過ごした仲間との試合に、関根は強い意欲を持って臨んだ。

「今日は陸くんと試合で、めちゃめちゃ燃えてる部分があった。もちろんチームの勝利が1番だけど、やっぱり陸くんの存在っていうのは自分の中ですごく意識する。前半にマッチアップがあった時は『絶対仕掛ける』っていう思いしかなかった。ライバルだけど本当にいい関係性だからこそ、絶対負けなくないっていう気持ちだった。ポジションは1番遠かったけど、すごい意識はしてました」。

強い気持ちで戦った試合は、チームとして悔いの残る敗戦で終わった。関根は「ここからまたやっていきます」とチームの浮上と自身のレベルアップを誓った。【永田淳

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